大阪市で内視鏡検査：食事について

大阪市で内視鏡検査を受ける場合は、食事に気を付ける必要があります。検査に影響を与えないよう、今回紹介する食事についての知識を覚えておき、当日に備えておいてください。

食事は食べてもOK

内視鏡検査の前には、腸の中をキレイにしておく必要があります。もし腸内に便や消化物などが残っていた場合、内視鏡で腸をチェックする際の障害物となってしまい、適切な検査が行えなくなるからです。このことから、「検査全室は食事をしないほうがよいのでは？」と考える大阪市の患者さんがいます。

しかし、前日の食事を我慢する必要はありません。食事のメニューや食べる量などには気を付ける必要があるものの、決して絶食をすることはないので、しっかり栄養を摂取しましょう。朝・昼・晩とバランスよく食べることで、体調が整った状態で内視鏡検査を受けられるのです。

ただし、当日の朝は食事を控えてください。間違って食事をとってしまうと、検査に悪影響を及ぼしてしまうため、場合によっては当日の受診を断られてしまいます。万が一間違って食事をしてしまった場合は、すぐに大阪市の病院へ連絡をして、医師の判断に従いましょう。

炭水化物は消化しにくい

検査前日は消化に良い食べ物がおすすめだと聞いたことはないでしょうか。消化に良い食べ物は、胃腸への負担が非常に少ないのはもちろん、翌日になっても胃腸に食べ物が残っている心配が少ないためです。そして、消化に良い食べ物といえば、おかゆや柔らかく煮込んだうどんなどをイメージする人が多いでしょう。

しかし、これらの主食には炭水化物が豊富に含まれているのですが、これは胃の中で消化されにくいことが分かっています。胃の中に存在する消化酵素では、炭水化物に対して対応できないからです。消化ができないわけではありませんが、ある程度の時間がかかってしまうため、食べる場合はとにかく柔らかくなるまで煮込む必要があります。

また、意外にも肉や魚など、タンパク質が豊富に含まれている食材は、胃の中で消化されやすいのが特徴です。内視鏡検査を受ける場合は、煮魚やサラダチキンなど、食べやすい状態に調理された肉・魚を選ぶのがおすすめです。

晩ごはんとして食べても問題ありませんが、食べ過ぎには注意しましょう。内視鏡検査に影響があるか否かよりも、体調を崩すリスクがあるため、健康に良くありません。

調理方法で消化のしやすさが変わる

同じ食べ物でも、調理方法によって消化がスムーズに行われるかが左右されます。たとえば上述した魚は、タンパク質が豊富に含まれている食材であり、内視鏡検査前におすすめです。しかし、たとえば魚の竜田揚げや南蛮漬けなどは、調理工程に大量の油が使用されているため、消化がされにくくなる恐れがあります。

対して煮魚は、油が使用されておらず、柔らかくなるまで煮込まれているため、胃腸の中にたまるリスクが低いです。調理をする場合は、魚に限らず煮込んだり茹でたりなど、柔らかい状態にするとよいでしょう。

また、細かく切るのもおすすめです。胃の中に入ってきた食べ物は、大きなサイズよりも小さなサイズのほうが、消化が早く進みます。できる限り小さくカットするように心掛けるだけで、胃の中での消化スピードが早くなり、大阪市での検査を理想的な状態で受けられるでしょう。

脱水症状に注意

多くの大阪市の病院では、検査前に体調を崩さないよう注意喚起を行っています。特に脱水症状は、世代問わず多くの人が悩まされる問題です。

検査を受ける場合は下剤を服用する必要があるため、下痢によって水分を奪われてしまいます。また、無意識のうちに飲食を控えてしまうことで、脱水症状を加速させてしまうケースも少なくないです。

前日から水分はしっかり摂取するようにして、脱水症状にならないよう対策してください。お茶は飲んでも問題ありませんが、ウーロン茶や紅茶など、利尿作用がある飲み物は、かえって脱水症状が悪化する恐れがあります。

よく噛んで食べること

食事をする際には、しっかり噛むことを意識してください。噛むと食べ物が口の中で細かくなり、唾液と混ざり合うことによって、胃の中で消化されやすくなります。よく噛まずに食べるのと食べないのでは、身体に与える影響が全く異なるので、面倒臭がらずにしっかり噛みましょう。

中には日頃からよく噛むことを意識しておらず、ついすぐに飲み込んでしまうという人もいます。また、食材を柔らかく煮込んだからといって、噛むことをサボってしまう人も少なくないです。いずれもしっかり噛まなくては胃腸に影響を与えてしまうリスクがあるので、最低でも50回は噛むように心掛けましょう。口に含んだら、回数を決めてカウントしながら噛むのがおすすめです。